吹き抜けのある家!

皆様こんにちは!

ブログの更新に少し間が空いてしまいました。

ほんのわずかではありますが、私のブログをお読みいただいていらっしゃる

お客様もいらっしゃいます。

大変申し訳ございません。

しっかり一週間に一回の更新守ってまいりたいと思います。(^^;)


さて、本日は吹き抜けのある家!をお話しさせていただきたいと思います。

個人的に、お客様の要望をうかがっていると、お客様がご自宅に取り入れたい

空間TOP3に入るのが、梁見せ、ウッドデッキ(インナーテラス)、吹き抜けです。

我がアイズホームでも吹抜けの要望、ものすごく多い!  ですが、

要望は多いけど、敷地面積がついていかない場合もありますね。

横浜市は東京23区に次いで土地価格の高い地域といえます。

敷地が50㎡でも家が建っちゃったりしますので、空間をぜいたくに使った

吹抜けを入れるのに、十分な居住スペースが足らなくなってしまったりもします。

ですが、弊社では3階建てで建てる狭小な物件でも、吹き抜けを入れております!

3階建ての建物でも吹抜けを入れたい!という方はぜひご相談くださいね。

cc2f7055f39501e3e079cfce825d5c11_m.jpg

さて、それではなぜこれほど吹抜けが人気なのか?

吹き抜けのメリットデメリットも考えながら、お話ししてまいりたいと思います。

皆様も旅行に行かれますとホテルに泊まられますね。

特に高級なホテルでは、面積的には他のホテルと同じシングルなのに、部屋が

広く感じられたりすることがあると思います。

これは、天井高が通常のホテルよりも高い為、部屋自体は狭くても圧迫感を感じ

させないからなのです。

吹抜はこのように人間の資格から得る情報をコントロールし広く感じさせる

ことができるのです。

なので、家の建坪という横のスケール感を満たすことができない時に、縦の高さ

を持ってくることによって「広さ」を感じる要素にしているのです。

また、この吹き抜けに合わせて、梁をあらわし(わざと見えるようにする)木目

を強調するのも併せてご要望があったりしますね。

梁を見せる場合には天井高をあげたりもしますので、前述の様に、天井や壁を

極力排除することで「広さ」を認識させるものとされています。

リビングなどでは、広くゆったりとくつろげる場所にしたいとの要望からも、

この様な要望が多くなってきています。


次にあげることができるのが日照をしっかり取り入れる事ができる点と

いえます。

特に狭小な土地の場合、階の間を分断しない吹抜けは、上の階の部分窓

から日を取り入れる事ができます。

特に、北道路に面していたり、敷地が狭く昼間でも電気をつけなくては

暗いような、少し残念な家にとっては、とてもありがたい文字通りの

「天の恵み」となる事でしょう。


c4eef7518cb488360d88d50b3a2b6555_l.jpg

最後にあげられることは、家族をしっかり感じることができる事が

できるという事です。

キッチンとリビングを一体化させて吹き抜けを作るのが一般的になって

いますので、家事をしながらも、お子様やご高齢のご家族がどこに

いるかを感覚的に知ることができるでしょう。

キッチンなどからお子様を呼んだり、お子様からもご自分の部屋から

キッチンを確認できたりにすることで、生活の中での安心感も向上して

ゆきますね。

キッチンとリビングダイニングが一体化された吹き抜けの家でしたら、

気軽に家族間の意思疎通ができるのです。

対してデメリットもしっかり把握しておかねばなりません。

一番大きなデメリットとして挙げられるのは光熱費が上がるかもしれない

という事です。

1階・2階に仕切りがないのが吹き抜けですから、その分冷暖房の範囲が

広くなりその効率が問われてくるでしょう。

1階・2階をきちんと仕切られていたら、必要な部屋でだけ冷暖房をすれ

ばよいですが、吹き抜けのある家では、リビングのエアコン(吹き抜けの

ある場所のエアコン)に大きく負担がかかってきてしまいますね。

特には空気の特性上、冬に1階で温めた空気は2階部分へ上がってしまい

ますし、夏は夏で冷やした冷気は足元に集まる傾向があるので、熱気のみ

が2階部分へ上がって行くので、2階に熱気がこもりやすいとい事例も

出ています。

しっかり空気が家の中を巡るように、シーリングファン等を設置してゆくと

良いかもしれません。

最近は高気密高断熱の家が増えてきておりますので、家の中で暖かい空気や

涼しい空気を循環させ、この吹き抜けで快適さ・リラックス感を満喫して

いただきたいと思います。

この様な準備をしっかり行えばデメリットでいったこの特性も、温かい空気

冷たい空気がそれぞれ循環することによって、1階、2階の温度差が縮まり

「ヒートショック」等のようなトラブルを避ける事にもつながります。

最近はこの「ヒートショック」に起因してお亡くなりになられる方が

交通事故の3倍から4倍近くになっております。

広さを演出するということは、こういった断熱性や冷暖房についての配慮も

必要になって来ることは、ぜひ覚えておいてほしいポイントであります。

次にあげるデメリットは音が響くという事です。

前述の様に家族の気配を感じられる(=物音に敏感でいられる)のが吹き

抜けのある家のメリットですが、反面、これがデメリットにもなってしま

います。

1階で見ているテレビの音が2階の子供部屋にまで響いたりするという

ケースがあったりもします。

最近はご夫婦ともお勤めをされる方が多く、それぞれ帰宅時間も違ったり

するご家庭が多くなっています。また、親子間では特に生活時間帯がずれる

事がほとんどです。

したがって、一緒に暮らす方の音の感じ方・お勤めの仕方によって、吹抜け

はデメリットになることもあるのです。

特別音に敏感だったり、お勤めの関係で睡眠時間の時間帯が違うなどの場合は

予め、特定の部屋に対しての防音対策などを検討しておくと良いかもしれません。



最後にあげられるデメリットは掃除やメンテナンスが面倒になってしまうと

いう事です。

吹き抜けには、その2階部分に相当する一番高い部分に窓ガラスの設置したり

します。

そうするとこちらのお掃除。特には内側の部分が、難しくなってきたり

するのです。

最近ではDIYなどで高所用の水切りワイパーなどが販売されておりますので

(私の自宅でも使っております)、高圧洗浄機などを外側と併用しながら汚れを

落としてゆく事ができますが(私の自宅でも使っております)少し大ごとに

なってしまいますので、年に1-2回しか掃除ができないといったことになって

しまいがちです。(それで十分なら全然デメリットにならないかもしれません)
(^^;)

また、キッチンからの、お料理の匂いが2階部分にまで上がってしまう事も

あります。

なので、極力お掃除やメンテナンスが簡単にできるような工夫を凝らすことが

必要です。(キャットウォーク(保守点検用の狭い通路)を設けるなど)

お日様がしっかり燦燦と降り注ぐよう、しっかりお手入れをしたいところです。

最近流行りで、弊社でもオススメをしている吹き抜けですが、メリットもデメ

リットがあります。

お客様の「ライフスタイル」をしっかりイメージしてもらったうえで、生活に

無理がないようなら、「吹抜け」は明るく快適・開放感のある家にするための

方法として、とても素敵なものです。


吹抜けを取り入れた家をお建てになりたい場合は、お客様の「ライフスタイル」

に、しっかり寄り添い適切なアドバイスをして頂ける工務店を選びましょう。

その際には私共、アイズホームにもぜひ一度お声かけくださいね。

よろしくお願い申し上げます!


PageTop